2010年02月04日

空き店舗利用した直売所(みどりっ子立川店)

テーマ  「 空き店舗利用した直売所(みどりっ子立川店) 」

名称  みどりっ子立川店(JA東京みどり)
住所  東京都立川市柴崎
アクセス JR立川駅近く
設立  2009年11月
きっかけ 空き店舗に悩む商店街側と、駅の近くに直売所を開設したいJA側の考えが一致。市が仲介し、商店街空き店舗対策モデル事業を活用。3年間は都と市が家賃の3分の2を助成する。
来店客 200〜300人
品目  約30種類の野菜。すべて朝どりのA級品で午後には品薄になることが多い。
営業  11時〜16時
定休日 日曜と祝日)
特徴  周辺のホテルや居酒屋といった業務関係者が常連客になり、地元商店街もイベントの景品に野菜を活用。短期間で、すっかり地域に定着した。

店長補佐の長尾さん )
品質のいいものだけを売るのがモットー。立川にもこんなに豊富な野菜があることを知ってほしい。

立川ワシントンホテルの例 )
毎朝、シェフが買い付けに来る。
「立川にあるホテルだから立川の野菜を使いたい。今は、野菜名と生産者名をPOP(購買時点広告)で紹介しているが、今後は生産者の顔写真も紹介し、メニューに使っている野菜を表記したい」(アシスタントマネージャの橋本さん)。

同店の長尾さん )

ホテルで野菜が使われることは生産者の励みになっている。今後はホテルと生産者のコラボレーションで、新しい野菜栽培にも挑戦してほしい」と期待を寄せている。

感想 )

全国には相当数の直売所があって、右肩上がりの店もかなりあるようです。一方、地方を中心に、空き店舗やシャッター通りが珍しくなくなっています。本店舗の場合は、3つのラッキーがあります。1つはJRのターミナル駅に近い。利用者の多い駅に近いという最大のメリットが改めて証明されています。2つ目はJAの強い出店意欲がありました。3つめは行政が空き店舗対策モデル事業の活用を図り仲介した。

そして、「なるほどな」っと思ったことは、ホテルや居酒屋などの飲食業のプロにメリットを提供しうることが分かったことです。中でも、著名なホテルでの採用は両者の思惑が重なりあい、差別化も図れ新たなコラボにつながってゆくという、開店当初には想定していなかった展開になっていることです。


情報の出典  農業新聞(2月4日)より編集
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2010年02月01日

とれたて旬菜館(JAあきた北直売部会)

テーマ  「 とれたて旬菜館(JAあきた北直売部会) 」

名称  JAあきた北「とれたて旬菜館」直売部会
住所   秋田県大館市根下戸新町3−8
アクセス JA本店敷地内の国道7号沿い
電話  0186-49-8833
URL  http://www.e-komachi.jp/mem_info/show_detail.htm?serial_no=251
特徴  JA管内で生産に力を入れる果物や野菜の品ぞろえを豊富にし、料理教室などのイベントで買い物客を呼び込む。地域の食の拠点として欠かせない。
出荷者 JA直売部会の272人
運営  直売部会とJAのJAグリーン部。部会員が交代で店頭に立ち、販売している農産物について説明する。
売上高 順調に伸び、08年度約1億8000万円。09年度は2億円を目指す。
品目  野菜、花、漬物、果物、比内地鶏
加工品 冬期には大量の加工品を取りそろえ、雪中貯蔵野菜を抱負に提供
売れ筋 生花、果物ジャガイモ、ニンジン、トマト
営業  09時 〜 19時(4月〜10月)、09時 〜 18時(11月〜3月)
営業日 3月〜12月:無休、1月〜2月:毎週木曜日 
イベント イベントスペースを設けて料理教室などさまざまな催しを開き、地域住民との交流を深めている。
施設  農業資材館を併設し営農指導と資材供給を兼ねたプロショップ機能を発揮

プロフィール )

2002年10月の設立。08年6月にリニューアルし、売り場面積を拡大。新規に米粉と米粉パンの取り扱いを開始。
「地元で消費する野菜は、できるだけ多く自分たちで作りたい。学校給食への供給も増やし、食育につなげたい」(部会長の藤原さん)


情報の出典  農業新聞(1月10日)、HP:「こまちチャンネル」などより編集
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2010年01月14日

直売所の原点

テーマ  「 直売所の原点 」

14日付「私の紙面批評」(農業新聞)にJA松坂代表理事長富田さんの興味深いご意見が掲載されています。

概要 )

1.当JAでは、直売所を地元消費者との交流の場、農商工連携の場、食農教育の発信拠点と位置づけ、地産地消を継続進展してきたと信じています。
2.直売所で得た消費者ニーズの情報を活用し、小量・多品目のみならず共販品目も含め、旬の地元農産物を毎月発送する「JA松坂特選グルメ」の頒布会を実施し、消費者への展開を図っている。
3.原点である「朝市」を大切に、温暖で肥沃な大地に恵まれた地域性を最大限に生かし、「売り先から栽培へ」「売れる商品づくり」を目指し、作物振興に取り組んでいる。
4.「何のため」「誰のため」の直売所であるか。あるべき姿の見地が大切だ。

JA松坂の直売事業 )

1.直営店舗2か所、市内量販店インショップ7か所の直売所を展開。
2.1998年からは土日営業の直売所を開設。「きっする黒部」は毎日営業している。
3.厳しくなる食の法的順守、栽培技術、売れる商品作りなどの情報交換の場「きっする倶楽部(会員1216人の生産者組織)」を発足し、産直事業の充実を図っている。

感想 )

本記事は12月18日付の論説に対する富田さんのご意見ですが、直売所を展開されている現場の状況や直売所にかける思いが語られています。とても参考になりました。17日からアサアンでも有力なぼ某国に海外出張いたします。目的は同国の投資家へのプレゼンですが、気象を最大限に活用するとこうなるという提案です。対象は農業と地域の安全安心、地域活性化にターゲットを絞ったスケジュールを組んでいます。

我が国の将来は、いかにアセアン諸国との真の連携を構築するかにかかっています。その原点は農林水産業が第一等の事業分野だと確信しています。日本が他のアセアン諸国で勝っている点はいくつかありますが、その最大の長所は、高い技術力とITです。生産力ではアセアンに貢献することは余力がないと認識することが第一歩。そこから始まれば、我が国の元気で知的水準の高い中高年、はっきり言えば団塊の出番があるわけです。

国内で余生を送るのはいつでも可能です。アジアの一員、アジアで最も平和で勤勉なホワイトカラーが老けこんでいる場合ではありません。国内の労働市場は、若者に移譲して世界といわず、身の丈にあった思想や文化も近いアジアの繁栄に尽くしましょう。

今回の出張はアジアNO1の気象サービスを構築するきっかけ作りを基に、アジアの安定と繁栄の第一歩にしたいと考えている次第です。私は八田與一さんを最も尊敬しています。
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2010年01月08日

漁協とスクラムの直売所

テーマ  「 漁協とスクラムの直売所 」

名称  おいどん市場与次郎舘(JA鹿児島経済連)
住所  鹿児島市与次郎2丁目2295-235
アクセス KKB前バス停(市営バス16番線16-2 27番線 33番線)
     与次郎二丁目バス停(市営バス16番線 16-2番線 27番線)
電話  099-253-3153
URL  http://www.karen-ja.or.jp/oidon/index.html
特徴  JAグループ鹿児島の農畜水産物直売所。安心・安全で新鮮な農畜水産物、加工品の品揃え豊富なアンテナショップ。食と農に関するさまざまな情報を提供している。
生産者 約1200件(個人945人、部会や法人が253)
敷地  6742平方メートル、売り場面積は347平方メートル。
    県内100以上の直売所で最大規模
品目  県域で生産する農畜水産物 加工品、県漁連と連携し当日水揚げの水産物
売上  09年度は5億円突破を目指す。
営業  9:30〜18:00(9〜4月)
    9:30〜19:00(5〜8月)
イベント 定期的に開く(マグロの直売、春の七草セット販売)
定休日 年中無休(盆・年末年始は除く)
施設  駐車場100台

プロフィール )

平成18年11月23日オープン。来店者の利便性を考え、野菜、肉、魚など、必要な食材はすべてそろう。

店長の話 )
地域に定着し、住民からも生産者からも支持を受けるように成長している。


情報の出典  農業新聞(1月7日)及びHPより編集
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2010年01月05日

じょっぱりの国のりんごとサバ(青森県農林水産部HPに掲載)

農業新聞論点「国力としての農業(2009年11月23日掲載)」をご覧いただいたご縁で、青森県のHPに、1月1日掲載いただきました。

あおもり産品情報サイト「青森のうまいものたち(青森県農林水産部総合販売戦略課提供)」に「じょっぱりの国のりんごとサバ」が掲載いただきました。

詳細はこちらです。

青森のうまいものたち

じょっぱりの国のりんごとサバ

国力としての農業
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2010年01月04日

都市と農村交流の全国協議会設置へ

直売所にマイカーでお出かけの際には、
下記の「直売所NOW」
http://chokubaisho.sblo.jp/"
の中の「旅の空」で、高速道路ごとのSAやPAの最新の天気と予報と注意報・警報がチェックできます。

どうぞ、安全運転にお役立てください。

テーマ  「 都市と農村交流の全国協議会設置へ 」

JAグループは、「JAくらしの活動」の一環として、都市農村交流組織を組織を挙げて進めるため、全国協議会を設置します。

目的と方針 )

1.都市農村交流に取り組むJAや都道府県中央会からの支援の窓口としての役割を担う。
2.09年度中に設立総会を開き、10年度から活動を始める方針。

JAによる都市農村交流の現状 )

1.一部を除けば単発的な農業体験の受け入れを主体に行ってきた。
2.グリーン・ツーリズムに対する都市住民のニーズに応えることは、新たな観光事業ということ以上に、自給率向上などに対するJAの存在意義を伝える好機だと位置付けた。

協議会の目指すもの )

1.先進的なJAの体制や事例を共有することで、全体の向上を目指すほか、JA全国機関への協力や支援要請を行うことを検討している。
2.JAの担当者やJAらしい体験を提供するインストラクターの養成にも力を入れる。
3.ほかの団体との情報交換の場を設けることも想定している。
4.設立に向け、農業体験の受け入れを既に行っているJAや検討中のJAだけでなく、送り出す側となる都市部のjAにも参加を呼びかける。


( 農業新聞1月1日 より編集 )

感想 )

タイムリーな全国組織の立ち上げだと思います。一点付言するならば、視点がJAの中に限られていることにあると想われます。主体や事務局はJAの組織と人を動員することができるので、問題はありません。しかし、都市農村の交流がJA同士のことを意図しているならば、すぐに限界が顕在化するでしょう。

この組織に必要なのは、JAの職員だけからのアイデアなどではなく新しい視点であり、JAグループ以外との連携にありのは間違いないでしょう。それは、自給率向上を謳おうとしていることから明らかです。消費者や一般市民の考え方や動向を代表し、裏付けるものであることが最も大切だと思います。
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2009年12月23日

JAが買い取るインショップ型ミニ直売所の展開進む

テーマ  「 JAが買い取るインショップ型ミニ直売所の展開進む 」

ケーススタデイ )

1.群馬県のJA甘楽富岡は、県外の」スーパーや生協各店舗にミニ直売所を展開して10年。
2.現在41ヶ所で、年間売上高10億円となり、卸売市場出荷額23億円の半分に迫っている。
3.女性や高齢者らが地元直売所で経験を積み、インショップ出荷に移るケースが多い。
4.JAが買い取り、店舗に再販するので、農家は売れ残り回収の手間が省ける。

経緯 )

1.かっての同JA管内は、コンニャク、養蚕の大産地だったが、輸入自由化で価格は低迷。農業生産は往時の5分の1に縮小。
2.1990年代にチャレンジしたのが自給主体の農業者や女性・中高年農業者の少量た品目生産への転換。直売所に出荷し農業再生を目指す戦略を立てた。
3.96年に直売所「食彩館」をオープン。98年から、きのこなどの取引のあった西友や生協(コープネット)の店舗内にインショップを展開。
4.毎日8時に、18台のトラックが首都圏に向け走る。初めて5年間は運送料で赤字だったが、やがて、出荷量の拡大で黒字に転換した。
5.「1800人の販売農家の半数は直売に携わっている。当初はお母さんの家庭菜園のような延長だったが、売上が200万円ともなると、お父さんも本気になってくる」(営農購買課直販係り)と、組合員の意識の変化を感じている。

JAの役割 )

1. 出荷者の品目と出荷量の意向、店舗側の要望を毎週調整しながら、生産者に店舗毎に出荷物を割り当てる。
2.価格は基本的に店舗価格を参考に、JAが交渉するが、特売には便乗しない(JAの係長)。
3.農家はJAの価格交渉を基に値段をつける。

成功したビジネスモデル )

1. 店舗側は、経費・利益として25〜30%を確保。
2. JAは、店舗側手数料を差し引いた残りから、直売所と同じJA手数料14.5%を確保。
3.農家側は、包装などの資材費も少なく済み、売れ残りがないため、確実な手取りが読める。
4.魅力的な取引で、近年は若い意欲のある生産者が増えている。

( 農業新聞11月15日 より編集 )

感想 )

今や人気の直売所だが、農家にとっては売れ残りの回収や、高齢の農家にとっては、農産物を届けるのも一苦労。その弱点が見事に解消されているとすれば、素晴らしいシステムですね。農家の手取りを堅持するために、スーパーのありがちな特売には応じないというところは、なかなかできることではない。組合員の生活を守ろうとするJAの購買課の営業力にも感心しました。

安全安心の農産物を生産し続けるには、順調な売り上げが計算できることが必須です。農家、JA,生協の役割分担がこのまま好調に推移することを願っています。後は、最新の気象情報を絶えずチェックし、天候による収穫の不良や豊作貧乏などの価格の低下に細心の注意を払って欲しいと思います。
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2009年12月19日

しもきた産直広場(インショップ型直売所)

テーマ  「 しもきた産直広場(インショップ型直売所) 」

名称  しもきた産直広場
住所  〒035-0042 青森県むつ市大曲2−13−33
アクセス 国道279号線を恐山方面に北上。下北名産センターの大きな看板が目じるし。
電話  0175-22-3231
URL  http://www.applenet.jp/~mutu-aec/shimokita_chokubaisyo_3.html
特徴  来店客の9割は県外からの恐山観光帰りに観光バスで立ち寄り
品目  むつ市、東野産野菜(トマト、きゅうり、だいこん、かぼちゃ、キャベツ、ブロッコリーなど)、米、花
加工品 青森の芸術品「べこもち」、ぴりっと辛い「三升漬け」、魚料理にお薦め「漁師の味噌」、海産物 漬け物、焼き干しクッキー、焼き板のり、焼き板まつも、かりんとう、秋だけ販売の「一球入魂かぼちゃ」は個数少なくお買い特
売れ筋 にんにく、えびなさんのフルーツトマト、きゅうり
営業  08時30分 〜 17時
イベント 恐山イベント(夏と秋の年2回)の時は、新鮮な野菜を100円均一でサービス
定休日 季節営業(5月〜12月末)だが、期間中休みなし
施設  広大な駐車場

プロフィール )

平成20年5月オープンのインショップ型の直売所。地場産農水産物のPRと地域活性化を目的に、下北地域の産地直売所と農漁家の女性企業家が連携して発足。



情報の出典  HP:「青森のうまいものたち」などより編集
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2009年12月09日

島の農産物でアイデア商品(東京都八丈島の菊池さん)

テーマ  「 島の農産物でアイデア商品(東京都八丈島の菊池さん) 」

菊池さんは夫婦で農業を営みながら、飲食業も営む。食品加工の施設を造り、資格や許可も取得してさまざまな商品を開発。

1. 力を入れているのが特産のショウガの利用。チップスや搾り汁など、健康食品として売り出したいと考えている。「ダメ出しされる商品もあるが、ショウガの搾り汁は、なかなか好評」と手ごたえを感じている。
2. 新たな加工品の開発・販売に大きな武器となるのが「えこ・あぐりまーと」。ここを拠点にパッションフルーツも広がった。
3. これまで、特産アシタバやパッションフルーツ、牛乳、ショウガなどを原料に、アイスクリーム、ジャム、ジュース、ドーナッツなどを生み出した。


拠点  えこ・あぐりまーと(地熱利用農産物直売所)
住所  〒100-1623 東京都八丈島八丈町中之郷 3201-2
電話  04996-7-1808
URL  http://www.8jyo.jp/towninfo/farm_bet/farm/1085.html
特徴  地熱発電を利用した農業振興を狙ったハウス群に併設された観光施設 
    熱帯果樹の展示温室がある。農産物、及び加工品等の生産者かグループで運営して居ます。八丈島初めての試み。加工品は全て手作りで、八丈牛乳と地卵を使ったアイスクリームやプリンは大好評です。 
品目  花、観葉植物、球根、熱帯果樹苗、花苗、野菜苗、農産物加工品(ジャム、アイスクリーム、生ジュース等)、パパイヤ、パイナップル、パッション等季節の果実
営業  09時 〜 16時
定休日 特になし


情報の出典  2009年12月9日(農業新聞)
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2009年11月24日

農業新聞論点「国力としての農業」

11月23日付の日本農業新聞の論点に掲載されました。

約2500年前の中国では、諸子百家の論客が活躍し、後の中国と東南アジアの思想や政治体制を模索・確立した。

全文は、下記にてご覧ください。

「国力としての農業ー安心生む”食の保障”−

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